楽天小山伸一郎投手(37)が実戦復帰を果たした。

 4月14日に千葉県内で右肩関節唇損傷の内視鏡手術を実施。リハビリを行い、復帰登板となった。試合前には「もう痛みなく投げられる。焦らず、実戦の感覚をまずは確かめるところから」とリラックスした様子だった。

 出番は6回に訪れた。7点リードの場面で、2番手でマウンドに上がる。トレードマークの半袖姿で腕を振った。先頭のヤクルト川上を外角136キロの直球で二飛に仕留めると、続く藤井は外角137キロ直球でボテボテのゴロに。しかし絶妙にバウンドしたため二塁手の捕球のタイミングがあわず、内野安打。送球の乱れもあり、二塁まで進まれてしまう。

 1死二塁となってから3番西浦にはカウント2-2から内角高め138キロの直球で空振り三振を奪った。2死二塁とし、最後は松井を外角131キロの直球で二ゴロに打ち取り、1回1安打無失点、投球数9球で復帰登板を終えた。