勝負はまだ先だ! ソフトバンク工藤公康監督(52)が勝負どころで、ラストスパートの号令をかける考えを明かした。マジック「35」で、2位日本ハムに9・5ゲーム差。独走状態だが、指揮官は慎重だった。「単純に言えば、残り46試合で35勝もしなければならない。ヤマ場はまだ1つ、2つある」。

 常勝西武時代は、常に優勝争いの緊張感と向き合ってきた。「マジックは意識しなかったが、ここというゲームで勝ち越していた。この3連戦というのがあれば、みんなを集めて、話をするかもしれない」。

 シーズン中、ハッパを何度もかけても、選手は疲れるだけだ。ここ一番での号令が重要だ。「まだ第3コーナーを回ったところだ。ちょっと外を回りそうになったが…」。前日9日のロッテ戦で同一カード3連敗を阻止。大型連敗を作らないのも今年の強さだ。あとは決戦のタイミングを見定めて、一気にゴールを駆け抜ける。