両リーグ・トップ11勝の日本ハム大谷翔平投手(21)が、1発に屈し自身2連敗を喫した。

 変化球にバラつきを見せながらも、6回まで2安打無失点の好投。1点リードで迎えた7回。落ちきらなかったフォーク142キロをメヒアに痛打され、左越え2ランで逆転を許した。「普通に落とそうと思って投げましたけど…」。8回も続投し3者凡退で逆転を祈ったが、届かず。8回4安打2失点、球数113球で完投も、今季3敗目。最速159キロを計測する力投も実らなかった。

 「変化球は全部抜けていた。直球しか投げる球がなかった。1番悪かった」と悔しさを押し殺していた。