阪神藤井彰人捕手(39)が貴重な勝ち越し打を放った。

 同点で迎えた6回2死一、三塁。代打も考えられたが、ベンチは藤井のバットに託した。ヤクルト石山の前に2球で追い込まれながらも粘り、最後は9球目を左前に運んだ。勝ち越し適時打に、一塁ベース上では拳を振り下ろすなど喜びを爆発させた。5月31日西武戦以来、約3カ月ぶりの打点となった。