「松井秀喜を5敬遠した男」、明徳義塾(高知)出身の河野和洋兼任監督(40)率いる初出場の千葉熱血MAKINGが、準決勝でサヨナラ負けした。

 2本塁打で3-0とリードしたが、8回に追い付かれ、9回2死満塁から押し出し四球で敗れた。

 河野兼任監督は、現役時代の松井秀喜氏と同じ背番号「55」を付けて「4番DH」で先発し、4打数1安打だった。

 「完全な勝ちゲームでした。悔しいです。今日はキャッチボールの差で負けた。野球は基本をやらないと勝てない。あせって小手先でやるからエラーをする。私の責任です。選手はこれで強くなってくれれば」と言った。