巨人原辰徳監督(57)が、今季限りで解任される可能性のあることが25日、分かった。

 原監督は今季が2年契約の2年目。球団は現時点で正式な続投要請を行っておらず、リーグ4連覇を逃した場合の去就は不透明となっている。後任候補にはOBの江川卓氏(60)らが挙がるとみられる。逆転優勝を目指すチームは、今日26日から首位ヤクルトとの2連戦に臨む。

 原監督が、今季限りで解任される可能性が出てきた。2年契約の最終年。開幕から打線の調子が上がらず苦労したが、経験とやりくりでチームを整え、首位ヤクルトと2ゲーム差で直接対決を迎える。しかしシーズン最終盤の時期になっても、球団は正式な続投要請を行っていない。渡辺恒雄最高顧問ら球団トップは、去就に関しての具体的な言及を一貫して避けている。巨人軍にとって優勝は絶対的な目標であり、届かなかった場合は解任に踏み切る可能性がある。