ソフトバンクがホームで連勝し、2勝0敗とした。

 初回から両チームが盗塁を試みるなど、積極的に動いた。ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(30)、ヤクルト小川泰弘投手(25)の両先発は要所を締め、引き締まった序盤戦となった。

 試合が動いたのは4回、無死一塁で打席には李大浩内野手(33)。ヤクルト小川の初球をすくい上げると、長い滞空時間の末、左翼ポール際にスタンドイン。2ラン本塁打で先制した。6回には中村晃外野手(25)のソロ本塁打と、福田の適時打で点差を広げた。

 バンデンハークは2回に3者連続三振を奪うなど、9勝0敗だったシーズン同様に安定感抜群の投球で8回無失点。7三振を奪った。9回は守護神サファテが締めた。

 ソフトバンクは2連勝で優位に立ち、27日からは敵地神宮に乗り込む。