広島藤井皓哉投手(19)が練習試合西武戦(南郷)の9回に登板。

 3者凡退に抑えて1軍首脳陣にアピールした。直球の最速は146キロをマーク。「いい感じで投げられました。打者の反応も振り遅れているような感じだったの、いい球がいっているのかな、と思います」と振り返った。

 ドラフト4位で入団して1年目だった今季は、今季2軍で6試合に登板し、防御率は3・48。キャンプ前には畝投手コーチが「見てみたい1人」と話していたように、将来の中心選手候補として期待されている。

 緒方孝市監督(46)は「ブルペンで見るよりもいいボールがいっていた。気持ちで投げるタイプなんだろう。課題もあるが、上のレベルに近づいていけるようにやっていってほしいね」と話した。