巨人高橋由伸監督が28日、故郷の千葉市内で行われた少年野球大会「高橋由伸杯」の決勝戦を観戦し閉会式であいさつ。

 「レベルの高さを感じました。指導力の高さなのかなと思って見ていました。来季は僕も指導者になるので、良い刺激になりました」。

 優勝した磯辺シャークスは6イニングで計10盗塁。身長156センチで体重68キロと巨漢の3番打者が、無警戒の相手バッテリーの隙を突いて二盗と三盗を決めた。

 「動けていましたね。相手の意表を突いたりするのも大事になる。当然打てない日はある。そういう中で、どうやって点を取っていくかを(春季)キャンプでも考えてやらないといけない」。

 今季のチーム盗塁数はリーグトップの99個だったが満足しない。

 「立岡も勇人(坂本)も長野も片岡も走れる選手はたくさんいる。どんどん走らせたいと思っています」。

 「選手によって求めることは違いますが(走塁の)意識も高く持ってほしい」。