広島前田健太投手がポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指すことが決まった。同制度でメジャーに移籍を目指した選手は以下の通り。

99 ケサダ(広島)→レッズ 40万1ドル

99 ペレス(広島) 入札なし

00 イチロー(マリナーズ)→マリナーズ 1312万5000ドル

01 石井一久(ヤクルト)→ドジャース 1126万4055ドル

02 大塚晶文(近鉄) 入札なし

02 ラミーレス(広島)→ヤンキース 30万50ドル

03 大塚晶則(中日)→パドレス 30万ドル

05 中村紀洋(オリックス)→ドジャース 非公表

05 入来祐作(日本ハム) 入札なし

05 森慎二(西武)→デビルレイズ 100万ドル

06 松坂大輔(西武)→レッドソックス 5111万1111ドル

06 岩村明憲(ヤクルト)→デビルレイズ 455万ドル

06 井川慶(阪神)→ヤンキース 2600万194ドル

08 三井浩二(西武) 入札なし

10 岩隈久志(楽天)→アスレチックス 1910万ドル(破談し残留)

10 西岡剛(ロッテ)→ツインズ 532万9000ドル

11 青木宣親(ヤクルト)→ブルワーズ 250万ドル

11 ダルビッシュ有(日本ハム)→レンジャーズ 5170万3411ドル

11 中島裕之(西武)→ヤンキース 250万ドル(破談し残留)

11 真田裕貴(DeNA) 入札なし

13 田中将大(楽天)→ヤンキース 2000万ドル

15 バーネット(ヤクルト)→?

15 前田健太(広島)→?

 ◆ポスティングシステム プロ野球選手が海外フリーエージェント資格取得前に米球界に移籍できる制度。日本球団が譲渡金を上限2000万ドル(約24億円)で設定し、その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる。旧制度は最高入札額を示した球団が選手との独占交渉権を得る仕組みだったが、2013年12月に発効した新制度では複数球団が獲得に名乗りを上げる可能性があり、選手の選択肢が広がる利点がある。交渉期間は30日間で、米球団は譲渡金を分割でも支払える。