中日が今季9度目の逆転負けで開幕から続く阪神戦の連敗が6に伸びた。今季2度目の4連敗。3度目の同一カード3連敗。開幕から19戦15敗は1980年に並ぶ球団ワースト記録。早くも借金は11に膨らんだ。
初回、今季初スタメンだった阿部寿樹内野手(36)の左前先制適時打と村松開人内野手(25)の押し出し四球で2点を奪った。2回には石伊雄太捕手(25)が左翼に今季1号2ラン。3回には大島洋平外野手(40)が適時二塁打を放ち、5-3とした。
しかし、序盤のリードを守り切れなかった。先発高橋宏斗投手(23)は6回途中6失点で降板。今季3敗目を喫した。
井上一樹監督(54)の主な一問一答は以下の通り。
-先発高橋宏の投球は
別に点数を守ろうというような形ではなかったと思うんだけど。阪神サイドの高橋に対してのコンタクト能力というか、そういったものがやっぱり…。ちょうど1週間、その中でもいろんなことで高橋も「あれあれ?」といった部分があったと思うし。隙というか、そういったところを突かれた気がします。
-3連戦、主軸のところで失点を
意識過剰になりすぎてという部分も多分あると思う。正直、思い切って行くべきなのか、そこはやみくもに行くべきじゃないところなのかというところが、ちょっとチグハグというか。(捕手)石伊の考えと投手の考えというようなものが、ちゃんと全部合致していましたか? というところ。ベンチサイドとして見てみれば、そこで逃げるところじゃないよというような打者に、例えば四球を出してしまったりとか。そういうところで、ほころびが結局、大きくなってしまっている。そこに尽きるかな。
-ここ数試合、高橋宏は本来の投球ができていない。次の登板は
仮にウチが勝っていたら。例えば失点したとしても、あいつに白星がもし付いていたら、「今日は野手の皆さんに助けてもらった。ありがとう。次は自分も頑張るから」という部分も多分見えるでしょうし。そういったきっかけというようなもので。今の質問に対して言えば、(高橋)宏斗がどんなんであったとしても、1年間投げきるというようなものはやっぱり持っていてほしい。仮にミニキャンプみたいなものを張らなきゃいけないかなということもあるかもしれない。まあ、でも、そこは投手コーチ、僕も含めて、いろんなアドバイスをしていこうというようなところ。
-打線では2番に石伊を起用。本塁打を放った
いろんな組み合わせをしながら、工夫を凝らしながらというところで。今日は思い切って。キャッチャーだから7番、8番、下位じゃなきゃダメということもないので。今日はカパーンと本塁打を打ちましたけど、そういった形で。なかなか勝つことができないというのがあれば、それを励みにというようなアレンジも加えていくしかないかなと思っています。
-抹消された福永の状況は
脳震盪(のうしんとう)プログラムというのを絶対こなさなきゃいけないというところがあるので。福永の離脱はもちろん痛いですけど、ただ、それは人として、生命に関わることということの方が大事なので。福永がいないところは、例えば今日の阿部であったり、(高橋)周平であったりとか、そういうところで、埋めていかなきゃいけないかなと思います。
-精密検査の結果は
まあまあ、(頭部の)裂傷はしましたけど、脳に関しては異常というようなものはなかったというところは幸いでした。そういうふうにけがを負ってしまったものはしょうがない。福永も『最短で帰ってきてみせます』という強い意志を示してくれたので。それはそれで頼もしいなと思いつつ、無理はさせないようにしたいと思います。
-開幕から阪神に厳しい戦いが続く
だから、昨日も多分言ったと思うけど、一方的にもう…という試合ではなく、惜しい試合を展開してる中で、結局、そこで取り切れていないという…。残念ではありますけども。これは阪神に限らずというところは付け加えておきます。ヤクルトさんだったり、カープさんだったり、どこが相手であったとしても、まさしく五分の戦いをやってきて、そこで星を拾えていないわけですから。特別に阪神さんだけにとは思っていません。これから、いるメンツでどういうふうに立て直しをしていくかを考えながらやります。



