出産ラッシュに沸く楽天の仲間で「親子鷲(ワシ)」イーグルスを結成しよう。今月8日には嶋家に、17日には銀次家に第2子(ともに次男)が誕生した。ヤンキース田中は来年2月に第1子の出産予定を控えている。そこで銀次内野手(27)が20日、父親としての夢プランを明かした。

 銀次 子供、みんな同級生になるんですよね。野球をやってくれたらですけど、理想は(田中)マサヒロの子供がピッチャーで、嶋さん家の子がキャッチャーかな。で、ウチの次男の桃次郎は1番センター。親子で野球チームがつくれたら最高だし、もしかしたら甲子園で戦っちゃうかも。

 そう遠くない将来の話は、長く第一線で活躍するという決意の表れでもある。長男の虎次郎くん(2)は、既に父親譲りの野球センスを発揮している様子。「ボールを持ったら、自分で足を上げるんですよ。ピッチャーみたいに」。強制する予定はないが、自ら野球の道を選んでくれれば陰ながら応援するつもりだ。仙台市内のホテルでクリスマストークショーに出席し「子供が野球をやってくれたら、それはうれしいですよ」と目尻を下げた。ひそかな楽しみを来季の発奮材料にする。【松本岳志】