阪神村上頌樹投手(25)は試合後、力投にも反省の言葉を並べた。

「チームに貢献することが一番。勝てなかったっていうのは貢献できていないということ。反省です」。7回5安打、無四球で2失点。今季最多116球で8奪三振も、援護がなく2敗目を喫した。

初回無死二塁で、中野が野間の二ゴロをファンブル。1死一、三塁から小園に中犠飛を許し、先制点を献上した。5回1死では再び中野が堂林の二塁への打球をそらした。こちらもその後、秋山の適時打につながった。「カバーできなかったのが一番の反省点。中野さんに申し訳ない」と味方のミスも背負った。「点をあげてしまいリズムも悪くなった」と悔しがった。

自責点はつかず、防御率はセ・リーグ唯一の0点台となる0・88まで良化した。本来はうれしいはずだが、黒星の事実に唇をかんだ。「(防御率は)低くなればいいと思いますけど、今日は勝てなかった。そこがダメ」。5試合連続で7イニング以上を投げ、自責点は1以内。目標の2年連続となる最優秀防御率のタイトルへ好発進も、フォア・ザ・チームの精神を持つ男は納得できなかった。

6回を終えて球数は101球に達していたが、岡田監督は続投を選択した。「まあ、自責ゼロやからな」と説明。6回裏の攻撃では代打を送らず「そんなん代えられへんよ、あんなところで」。村上も「まだいける」と、指揮官の信頼に応えるべく最後まで腕を振った。先週4月30日広島戦は9回1失点で完投勝利を飾っていたが、チームでは22年4月の青柳以来となる2戦連続完投勝利とはならなかった。次は勝利で笑いたい。【中野椋】

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