明治神宮大会で2年ぶり5度目の日本一に輝いた亜大が23日、都内で祝賀会を行い、来季から巨人スカウトを務めるOBの木佐貫洋氏(35)ら関係者約650人が集まった。

 登壇し謝辞を述べた生田監督は、来春リーグ戦から検討されている1部、2部統合案について反対意見を口にした。「私はやり方に反対しています。82年の歴史を迎えますが、この歴史は今いる部長、監督で作ったわけではない。先人の方に話を聞くのはもちろんのこと、何より学生野球です。学生の意見を聞くべきだ」とした。

 また、この日は練習を納め、祝賀会後には納会が行われた。阪神藤浪と大阪桐蔭の同期で、12年甲子園で春夏連覇を達成した水本弦外野手(3年)は「この1年で結果が出なければ、野球を続けられないぐらいのつもりでやりたい。最後の学年で高校時代のように全国制覇ができたらと思います」と高校、大学を通じて主将としてチームを日本一にすることを目標に掲げた。