日本ハム栗山監督が、米アリゾナキャンプを前に、選手に「工夫」を求めた。現地では、打撃練習用のマシンやグラウンドの使用時間に制限があり、沖縄・名護で行っているような個人練習が行えない可能性がある。指揮官は「なければないで工夫しないと。知恵を膨らませて、しっかりやらなければいけない」と求めた。

 以前は日本の球団が米国でキャンプを行うことも多かったが、近年は沖縄、九州がメーンになっている。「野球発祥の地でスタートできる。新たなものを発見しにいくというファイターズの魂みたいなものが、(米国キャンプを)決断させた」と話し、「(米国キャンプが)いいものなんだと言えるようにする使命がある」と、意気込みを口にした。