覚せい剤所持容疑で警視庁に逮捕され勾留されている元プロ野球選手清原和博容疑者(48)は、逮捕から5日が経過した7日までに、依然として覚せい剤の入手ルートについて口を閉ざしているとみられる。

 逮捕前日の1日には自分で車を運転して群馬に行き、密売人と接触。それぞれ都内から別々の車で現地に向かっていたことが分かっている。清原容疑者はその後、都内の高級ホテルに宿泊。翌日、自宅に戻ったところを現行犯逮捕された。警視庁では全容解明へ、接触を繰り返していたとみられるこの密売人の行方を追っている。

 調べのもう1つの焦点となっている使用開始時期について、8日発売の「フラッシュ」は清原容疑者に近い人物の証言として、危険ドラッグやコカインを経て、02年ごろから覚せい剤を使用していたと報じている。事実とすれば、ユニホーム時代から覚せい剤を使用していた可能性がある。