新日鉄住金かずさマジックが前年覇者の富士重工を投打に圧倒し、予選Cブロックで2連勝とした。

 先発の玉井大翔投手(23=東農大北海道オホーツク)が5回を1安打ピッチングして流れを引き寄せた。

 玉井は今秋のドラフト候補の1人で、昨年ヤクルト入りした風張蓮投手(23)とは大学時代の同期になる。この日は最速143キロをマークして5回2死まで無安打投球だった。玉井は「ヒットがないのは意識しなかった。先制点をやらないことを心がけました。自分の仕事はできたと思います」と振り返った。