ソフトバンク松坂大輔投手(35)の日本球界復帰登板は最短で4月21日のロッテ戦(QVCマリン)になる可能性が浮上した。

 11日に1軍の全体練習に合流。シート打撃登板から2日後とあって、軽めの調整で終えた。オープン戦初登板は16日の敵地西武戦に決定。「楽しみではないですね。投げ慣れた場所で、好きな球場ですけど…。抑えるのが一番。結果がいいに越したことはない」。感慨に浸る気はなく、自ら結果を求めたマウンドになる。

 開幕ローテーションの5投手はすでに決定。松坂は6番目の枠をかけて、東浜、岩崎、中田らと争うことになる。工藤監督は「いずれ必要になる。6人目かバックアップの形になるかは、彼次第です」と話した。開幕当初は5人で先発を回せるが、6番目の先発が必要となるのは、4月19日からのロッテ3連戦になる。1カ月後に照準を合わせ、ローテ争いに参戦する。