今秋ドラフトの目玉、156キロ右腕の創価大・田中正義投手(3年=創価)が先発し、7回を4安打7奪三振1失点にまとめた。

 初回に先頭をこの日唯一の四球で出し、そこから先取点を失ったが、3回以降ギアチェンジ。低めの制球で尻上がりに調子を上げ、最後の7回は3者連続三振で締めた。最速は151キロを記録した。

 4月4日から始まる東京新大学春季リーグ戦前最後の実戦。107球で今季自己最長イニングを投げ「立ち上がりで失点してからズルズルいかなかったのがよかった。後半はある程度思うようなボールが投げられたかなと思う」と、開幕に合わせてきっちり調整した。