日本ハム栗山英樹監督(54)がDeNAへ金銭トレードが決まった藤岡好明投手(31)への思いを明かした。

 この日の試合前に、本人には通達されていた。栗山監督は試合後に「藤岡のためにどっちが、いいのか。やっぱりプロ野球選手は、たくさん出られるところで。ウチも欲しいけど、藤岡のために考えた」と、苦渋の決断だったことを説明。13年オフにソフトバンクから鶴岡のFA移籍に伴う人的補償で獲得したが、今季まで1軍定着とはならない状況が続いていた。「個人的には、藤岡のために何もできなかった。申し訳ない」と、新天地での活躍を祈って送り出す。