逆転勝ちした阪神金本知憲監督のインタビュー。

 (テレビ会見)

 -7回10人攻撃で5点

 金本監督 若い選手がつくったチャンスを、鳥谷とゴメスの主力でかえす。押し出し(四球)に助けられた部分もあったけど、若い選手と経験のある主力で取った5点。

 -1番に板山を抜てき

 金本監督 ぶっちゃけ、スタメンの試合は菅野とか井納とか、いい投手だったのでね。ヒットは出てなかったけど、もう1回チャンスをやろうと。少しでも打席が回るように1番に起用したら、うまく一打で(点を)取ってくれました。

 -原口も2安打で貢献

 金本監督 育成から来て、巨人戦から十分な戦力になって救ってもらってますね。今は打撃が目立っているけど、昨日も盗塁を2つ刺してくれた。違和感なくリードしてキャッチングしてくれて助かっています。

 -負ければ借金だった

 金本監督 大きな1勝でしたね。まだ順位は関係ないけど、借金というと気分が悪いのでよかったです。

 (囲み取材)

 -初1番で起用した板山はラストチャンスだった

 金本監督 スタメンはね。ただ内容が良かったんで。巨人戦でも沢村から惜しい当たりとか。じゃあ僕も思い切って1番でいったれとね。

 -高山の刺激にもなる

 金本監督 本当にウカウカしてられないね。いつもいうようにそこは競争だから。良いものを使う。力が同じなら若い選手を使う。

 -狩野が左翼の守備に

 金本監督 中村豊に聞いても外野がいけるということなので。(9回までに)もう1打席回ってくるし、計算してね。甲子園は風が強いし、しばらく守ってないから怖いけど(笑い)。

 -2番大和がいい仕事

 金本監督 彼はそう率は残さないけど、試合を決める勝負強さを持っている。土壇場で集中力を持っている選手なんでね。ここ一番でどう力を発揮するかが、バッターの価値だからね。