オリックスがかろうじて逃げ切って３連勝とし、最下位ながら西武と勝率で並んだ。

　１回にＴ－岡田が２号先制３ランを放ち、その後も効果的に加点。５点リードで迎えた９回は先発ディクソンからスイッチしたが、白仁田がいきなり無死満塁のピンチを招いた。平野も１点差まで迫られたが、同点は阻止した。

　福良淳一監督（５５）は最後の場面について「失敗かな…。このゲームはどうしても取らないといけないから。（回の先頭から吉田）一将でも良かった」と継投の難しさを痛感。２桁安打の攻撃陣については「先制、中押し、ダメ押しと、初めていい攻撃できた。いつも先制しても追加点が取れなかったから」と評価した。