日本球界最速となる163キロを投げた日本ハム大谷翔平投手(21)が、次回登板予定の12日阪神戦(札幌ドーム)で、DHを解除し“リアル二刀流”で起用される方針であることが6日、分かった。

 交流戦でDHを放棄するのは、史上初めて。大谷は打者で15試合連続安打中で、打席にも立った最近2度の登板では、勝利と安打を両立。栗山英樹監督(55)は体調に問題がなければ、札幌ドームでの“リアル二刀流”に踏み切ることになりそうだ。