日本ハム高梨裕稔投手(25)が好投も打線の援護に恵まれず、6勝目はならなかった。

 後半戦初先発は序盤3回は完全投球も4回1死から2番安達に初被安打となる中前打。続く3番糸井にはカウント2-2からの5球目にヒットエンドランを仕掛けられ、左翼線への適時二塁打を浴びた。7回には若月に中前適時打を浴びて、6回2/3を6安打2失点で降板した。

 プロ入り最多となる118球の力投は、7回裏の逆転劇につながり報われた。「先制点を取られたことは反省しないといけないんですけど、点を取られた7回を最少失点で乗り切れたことは大きかったと思います。抑えてくれた鍵谷さんと逆転してくれた野手の皆さんに感謝したいです。次回はちゃんと最後まで投げきれるよう頑張りたいと思います」と、チームメートに感謝していた。