国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、20年東京五輪の追加種目として野球・ソフトボールの正式種目復活が承認されたことを受け、4日に全日本野球協会(BFJ)、日本ソフトボール協会(JSA)、日本野球機構(NPB)の3団体の会長が会見を行い。メイン会場候補に挙がる横浜スタジアムについて言及した。

 全日本野球協会・市野紀生会長 横浜は東京からも近いですから、妥当かなと思ってます。水面下では東京ドームで何でできないんだという話もありました。20年の7月から8月なので非常に暑いですから、東京ドーム願望者というのはいることはいるんですが、セキュリティーとかいろいろな面があって条件が合わないということで、横浜だろうなと思ってました。ただ1つの球場だけでいいか、サブをどうするのか、熊崎会長と一緒に検討していくことだと思います。

 日本ソフトボール協会・徳田寛会長 プロ野球の会場でやらせてもらえるのは大変ありがたいと思っています。大きい球場でやれるのは大変ありがたいです。

 日本野球機構・熊崎勝彦会長 日本は素晴らしい球場がたくさんあります。どの球場もオリンピック会場にふさわしい球場ばかり。ただ、セキュリティーの関係とか、空間地帯、球場の入り口と外との空間地帯、警備地帯、そういうところろが大変大事。昨今の世界情勢から見れば安全の確保は何よりも大事なこと。これを第一に考えなくててはいけないことには、誰しも異論はないわけですから。そういった観点等々からして、横浜スタジアムが主会場として1つの道筋が付けられてきているということは、異論はまったくございません。