DeNAが一丸で逆転勝利を挙げた。先発井納が2回までに4失点を喫したが、その後は6回まで無失点で粘った。打線は6回、倉本、代打後藤の適時打で1点差に詰めよると、8回に、通算900試合登板となった中日岩瀬から高城の右越え打で同点。最後は桑原の左前2点適時打で勝ち越しに成功した。アレックス・ラミレス監督(41)は「素晴らしい試合だった。大きな勝ちになった。今日がターニングポイントになる」と絶賛した。

 この日は守護神の山崎康に休養が決まっていたリリーフ陣は7回は加賀、8回は須田でつなぎ、9回は田中、三上で無失点リレーで勝利を呼び込んだ。7日からは再び、山崎康をクローザーで起用する方針。指揮官は「プラン通りの起用。チーム一丸で戦えた」と満足そうだった。