最大4点差からジワリジワリと巨人を追い詰めた広島は、9回に3者連続適時打で逆転に成功した。

 5カード連続勝ち越しで今季71勝目。マジックを18に減らした。25試合を残して、今季勝ち越しを決めた。緒方孝市監督(47)の談話は以下の通り。

 「今日はみんなが頑張ってくれた。9回にキク(菊池)が同点打を打って、丸が勝ち越し打。2人が殊勲者なんだけど、今日も我々の野球ができた。コツコツと1点を返して、最後の逆転につながった。先発九里が4点を取られたけど、中継ぎが0点に抑えてくれた。これも勝利を呼び込むものだった。1点ずつ野手が取っていって、最後にあの攻撃ができた。選手も成長を感じていると思う。残り25試合。移動日なしで名古屋での試合が続いていく。中日戦もプレーボールからゲームセットまで集中力を持って戦っていく。また明日」。