4連覇を目指す立命大が京大を圧倒し、開幕戦を勝利で飾った。15安打10点の猛攻の中、大学日本代表の辰己涼介外野手(2年=社)が3安打4打点と活躍。2点を先制した直後の5回2死一、二塁で公式戦2号となる3ランを右翼スタンドに放ち、試合の主導権を握った。

 「開幕戦でいいスタートを切ることが大事と思っていました。1打席目でヒット(左中間二塁打)を打てたので、気持ちも上向いていった」と笑顔。背番号も今秋から2に変わり、さい先のいいスタートに。大学日本代表の合宿中は今秋ドラフト上位候補の日大・京田陽太内野手(4年=青森山田)とともに素振りなどの自主練習を行い「攻守交代時のダッシュなどをしっかりやることもリーグ戦につながるよ」とアドバイスをもらった。助言を守っての好結果に、笑顔が絶えなかった。