レギュラーシーズン2位の巨人が、同3位のDeNAを下して1勝1敗とし、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。10日の第3戦で巨人が勝つか引き分ければ、勝ち上がりとなる。

 巨人田口、DeNA今永の両先発が力投し、投手戦となった。DeNAが2回に田口の暴投で先制。しかし巨人も3回、坂本のソロ本塁打ですぐさま同点にした。中盤は両チーム無得点の攻防が続いたが、8回に巨人がDeNA2番手の三上を攻め立て、長野の適時打で勝ち越した。田口は7回を投げ1失点。9回は守護神沢村を起用せず、8回から登板したマシソンが締めた。

 CSファーストステージは2勝した球団がファイナルステージへ進出。引き分けの場合はリーグ戦2位の球団にアドバンテージ(1勝)がある。