日本ハムのブランドン・レアード内野手(29)が同点の8回、決勝の2号2ランをバックスクリーン左に放った。広島ジャクソンのスライダーをとらえて、スタンドまで運んだ。

 ベンチで見守っていた栗山監督も、最前列まで飛び出して両手を高々と掲げてガッツポーズ。レアードも大興奮で、得意の「すしポーズ」を連発した。

 試合後のヒーローインタビューでは「本当にうれしいのひと言。負けられない試合で1本打てて、幸せな気分」と笑顔。最後はファイターズ大好きならぬ「ファイターズ ダイスシ!ファイターズ サイコー!」と絶叫。場内のボルテージを、さらに上げていた。