広島はサヨナラ負けで3連敗。2勝3敗となり32年ぶり日本一へ崖っぷちに立たされた。緒方孝市監督のコメント。

 「完全に相手を勢いづかせる流れになってしまったね。3試合、3連戦とも接戦で。最後は本塁打という形で終わったね」。

 「こっちに来てから四球からの失点があるのは、そうだけど。それ以前に自分の中で、何とか得点を取れるように、初回からの攻撃の中で何とかこっちに流れを持ってこれなかったのかなという思いはある」。

 9回、同点で守護神の中崎投入について。

 「中崎をいかせるのは決めていた。(9回表、石原の打順で)代打の選択肢もあったけれど、中崎を少し長いイニング考えていたので。リードするので石原を残したんだけど。石原も当てるのはうまいし、打てないわけでもないし。打てないとは思ってないからね」。

 中崎は岡への死球で動揺した面もあったのか?

 「う~ん、結果的に向こうが内野安打とか、ああいうこと(死球)もあるしね。流れを持ってこれなかったのはあると思います」。

 今日28日、チャーター機で広島に戻り、背水の陣に挑む。「地元に帰ってもう1回ね。再度踏ん張らないとね。もう1回勝ってつなげないと。その気持ちで」。