日本ハムは7日、今年8月の台風10号の被害にあった北海道内の地域への義援金と道への見舞金として、合計1696万3429円の贈呈を発表した。

 募金活動は9月7日から同30日までの公式戦11試合と10月7、9日の公開紅白戦「台風被災地支援チャリティーマッチ」時に行われ、集まった1496万3429円に球団、選手会からの各100万円を合わせた。

 選手会の会長を務める大野奨太捕手(29)は「このたびの台風で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。選手は入場ゲートに立って募金活動を行いながら、今こそ心をひとつに助け合わなければ、というお一人おひとりの気持ちをひしひしと感じました。ご協力いただきありがとうございました。被災された方々のお役に立てるよう、これからも全力を尽くしたいと思います」とコメントした。

 1620万円を義援金とし、贈呈先は帯広市、南富良野町、音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町の20市町村。残りを道への見舞金とする。11月下旬に予定されている応援大使の訪問時などで各市町村に贈呈される。