日本ハムのルーキー平沼翔太内野手(19)が16日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷でプロ初の契約更改交渉に臨み、現状維持の520万円でサインした。

 敦賀気比で15年春のセンバツ優勝投手となった平沼は、プロ入りと同時に遊撃手へ転向。今季はイースタン・リーグで91試合に出場し、打率2割4分3厘。失策数は26個でリーグワースト2位だったが、着実に実戦経験を積んだ1年だった。「がむしゃらにやった1年だった。来年は結果にこだわってやりたい」と、2年目を見据えた。

 遊撃の守備については、来季以降への手応えも得られた1年だった。「少しずつですが、ショートの楽しさも感じた。来年からは、やってやるぞという気持ちです」と、さらなるレベルアップを期していた。(金額は推定)