ヤクルト14年ドラフト2位の風張蓮投手(23)が、女優の松岡亜由美(29)と結婚していたことが26日、分かった。NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」に女学生役で出演していた美人妻とは昨夏、共通の知人の紹介で知り合った。ともに岩手出身であることから急接近。今年2月ごろから交際を始め、8月8日に都内の区役所に婚姻届を提出し、既に都内で同居生活を始めている。「自分1人の体ではなくなった。しっかり稼いで安心させたい」と決意を口にした。

 姉さん女房の得意料理は、ハンバーグ。また、アスリートフードマイスターの資格も取得する予定だという。現在、女優業は休養しているため、体が資本の夫を献身的にサポートする。風張は「本当におしとやかで、自分が悩んでいる時に話を親身に聞いてくれる優しい人。何より、かわいいです」と笑った。

 プロ2年目の今季は中継ぎとして、6試合登板に終わった。ルーキーイヤーの昨季も、わずか1試合登板。デビュー戦となった5月3日、広島戦(神宮)に先発して、菊池への危険球で8球で降板。ここまで結果を出せていない。来季は、リリーフとしての起用が見込まれる。「しっかりと成績を残して、1軍に定着したい」。朝ドラ女優と二人三脚で、定位置奪取を目指す。

 ◆風張蓮(かざはり・れん)1993年(平5)2月26日、岩手県九戸村生まれ。伊保内2年時には、秋の県大会1回戦の花巻南戦で17三振を奪って注目を集めた。甲子園出場経験なし。東農大北海道オホーツクでは1、3年時に全日本選手権出場。遠投120メートル。趣味はNBA観賞。家族は両親、兄、弟、祖母。185センチ、86キロ。右投げ右打ち。

 ◆松岡亜由美(まつおか・あゆみ)1987年(昭62)4月1日生まれ、岩手出身。映画「いのちあるかぎり…木田俊之物語」、ドラマ「花子とアン」など舞台にも多数出演。腹筋マシン「ワンダーコア」のCMでは、雪女の役で宇梶剛士と共演している。O型。