社会人野球を統括する日本野球連盟は15日、都内で16年度の社会人野球表彰式を行い、ベストナイン、個人賞に輝いた選手を表彰した。

 日立製作所で新人ながら4番を務め、準優勝した都市対抗で若獅子賞を獲得した菅野剛士外野手(23=明大)が初受賞。「4番の重圧はそんなに感じませんでしたが、一発勝負の試合で集中力を出せたのは良かったです」と笑った。

 明大の同期生、阪神高山とは仲が良く親交が続いている。「(高山は)新人王も取ってすごい。意識はします。去年はリーグ戦も準優勝に終わって、ドラフトでは指名もされずにダブルでショックでした。来年はダブルでいいことがあればいいなと思います」と飛躍の年となることを願った。