巨人の新人合同自主トレが9日、川崎市のジャイアンツ球場でスタートした。

 ドラフト7位で身長2メートル1の台湾人右腕、廖任磊(23=リャオ・レンレイ)投手が、強烈キャッチボールで高橋監督ら首脳陣にアピールした。約10メートルの距離で他の同期が山なりの投球を行う中、ブルペンさながらの全力投球を開始。距離が伸びても低く強いボールを続け、最後まで室内練習場に強烈なミット音を響かせた。

 「12月から強いボールを投げているので、もう準備ができていました。緊張の中でも楽しくやれた。キャッチボール、多分アピールできたと思います」と振り返った。