世界の頂点へ向けて、日本ハム大谷翔平投手(22)が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が控える17年シーズンを本格的にスタートさせた。20日、自主トレを行う千葉・鎌ケ谷で、今オフ初めてブルペン入り。捕手を立たせたまま22球を投げた。

<日本ハム大谷の自主トレ初ブルペン>

 ◆13年(1月24日) 千葉・鎌ケ谷での新人合同トレで捕手を立たせカーブを交えて31球。受けた近藤は「低めの球も強いし、ファウルが取れる。145キロは出ている」。

 ◆14年(1月7日) 鎌ケ谷で捕手を立たせて「直球をしっかり投げられるか」を確認し40球。「最初は確認。徐々に腕を振っていこうと。今の段階ではまずまず」。

 ◆15年(1月8日) 鎌ケ谷で昼前にマシン打撃などを終え寮の自室に戻ったが、午後にブルペンへ。その数時間前、報道陣に「(ブルペン入りはいつにするか)まだ分かりません」と話していたが、捕手を立たせ38球。

 ◆16年(1月9日) 鎌ケ谷で30球。「(捕手を)座らせてキャッチボールをしたというくらい」と脱力投球。オフは体重100キロ超えし「それ(100キロでの投球)を身につければ、1つ上にいける」と意識。