DeNAラミレス監督が、19年ぶりの日本一へ、前半戦首位ターンを誓った。21日、南場オーナーの出身地・新潟で恒例のトークショーを開催。今季、新潟で予定されている前半戦最後の9連戦初戦・阪神戦(7月4日)に向け「そこで勝っていい流れで1位でオールスターにいければいい。優勝を考えると前半戦で必ず5割。5から10の貯金を稼げれば」と、具体的に星勘定をした。

 首位ターンへの策として、異例の抜てきも示唆。ドラフト8位で入団した進藤拓也投手(24=JR東日本)の名前を挙げ「マウンドで深いことを考えずにアグレッシブに投げる。30から40試合リリーフで投げられる」。下位指名ながら、ポテンシャルを買いキャンプから注視する方針。さらに砂田の先発構想を明かし、就任2年目での優勝に照準を合わせた。新潟での凱旋(がいせん)パレードプランに「可能性はある。みんな一緒に」と、ニヤリと笑った。【栗田成芳】