日本人扱いされたい! オリックスの優良助っ人ブランドン・ディクソン投手(32)が28日に来日し、大阪空港に到着した。今年は5年目で、阪急・オリックスの外国人投手で歴代最長となる。ここまでは8、9、9、9勝で、初の2桁勝利が悲願。「チーム、個人とも去年よりいい成績を残したい。あと何年も日本で投げたい」。FA権を獲得した助っ人は外国人枠を外れて「日本人扱い」となる。順調でもあと4年はかかるが「それを1つの目標にしている」と明かした。

 新たに同僚となるフィル・コーク投手(34)とはメジャー時代に投げ合ったことがある。「タイガースで投げていた姿が印象的。常に自分のスタイルを貫いていた。日本でも貫ければ活躍できると思う」と太鼓判を押した。日本での生活が長いだけに、他の新外国人選手にもいろんな場所を紹介するつもり。「いいツアーガイドになりたい。まずは神戸ビーフを食べに連れて行くよ。最高だからね」と笑顔だった。