右膝関節炎でリハビリ中の阪神糸井が8日、マシン打撃を“開始”した。ティー打撃を行った後に、目慣らしのため打撃マシンのあるケージに入った。「めっちゃ、速い!」と速球に驚いたそぶりを見せ、黙々とバント練習。しかし我慢できなくなったのか、バットを振った。フルスイングではないが、痛烈なゴロが走る。トレーナーから制止された模様で、2スイングだけで終了。今後も打つのかと聞かれ、「怒られたから、無理なんちゃう?」と冗談めかして言った。その後は福留、鳥谷と3人でバットを持ちながら、5分間の野球談議。「2000本安打コンビ、勉強になりました」と話した。

 この日はティー打撃など合計181スイング。リハビリは順調だが、チーム方針で1軍本隊の合流には慎重に判断する。糸井が描く2月中旬の復帰は厳しい見通しだ。