中日は26日、キューバ出身のレオナルド・ウルヘエス外野手(24=イスラ・デ・ラ・フベントゥ)、ライデル・マルティネス投手(20=ピナル・デル・リオ)と育成選手として契約成立したことを発表した。

 西山和夫球団代表は沖縄・北谷球場で取材に応じ「若いので将来性を見ている。打つ方も投げる方も期待値が高い。1、2年見ていきたい素材」と説明した。両選手ともWBCの大会終了後にチームに合流する見込み。

 ウルヘエスは昨秋のキューバ国内リーグで主要3部門で10傑入りした右の強打者だ。45試合に出場し、145打数54安打6本塁打38打点、打率3割7分2厘。オールスターゲームでMVPを獲得した。背番号210。

 マルティネスは3月のWBCキューバ代表に選出の右腕となる。キューバ国内リーグで11試合に登板し2勝2敗、防御率1・45。背番号211。ともに年俸1000万円(金額は推定)。