キャンベル、開幕ピンチ! 左手首のけんしょう炎でリハビリを続ける阪神新外国人のエリック・キャンベル内野手(29=メッツ)が、3月31日の開幕広島戦(マツダスタジアム)に間に合わない可能性が出てきた。当初は開幕三塁を計算されていたが、金本監督はリハビリの長期化を覚悟。調整プランに大きく狂いが生じており、ドラフト1位大山悠輔内野手(22=白鴎大)が開幕三塁を勝ち取る可能性も高まってきた。

 一塁に原口、二塁に鳥谷…。開幕構想が日ごとに浮かび上がってくる中、今度は「三塁問題」が生じた。当初、開幕三塁を計算していたキャンベルが現在、左手首のけんしょう炎でリハビリ中。決して楽観できない状況であることが判明した。

 金本監督 手首は(全快まで)長いと思うよ。オレも経験があるけど。

 指揮官はリハビリの長期化を覚悟していた。新助っ人は沖縄キャンプ打ち上げ前日の2月27日、紅白戦で空振りした際に左手首を負傷。以降はまだバットを握れていない。2軍鳴尾浜球場で懸命に状態を上げているが、1軍復帰時期は当然、打撃練習を再開してからになる。