メジャー歴代15位の通算555本塁打の記録を持ち、独立リーグの四国アイランドリーグ(IL)plusの高知に入団するマニー・ラミレス外野手(44)が7日、ジュリアナ夫人(37)と成田着の航空機で来日した。

 「第一に野球をするのが好きなんだ。日本には良い印象があった。台湾も経験しているが、良い経験だったしね。日本のプレースタイルも『いいな』と思っていた。まだ十分にプレーできるところを見せたい」と話すと、出迎えたファンの求めるサインに応じた。

 ◆マニー・ラミレス 1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれ。91年ドラフト1巡目(全体13位)でインディアンス入団。93年に初昇格し、99年に165打点で初タイトル。01年からレッドソックス入りし04年に本塁打王、ワールドシリーズMVP。レイズ入りした11年に2度目の薬物使用が発覚し一時引退。その後は複数球団とマイナー契約を結び、13年には台湾リーグでプレー。14年はカブス傘下マイナーで選手兼打撃コーチ。メジャー通算2302試合に出場し、歴代15位の555本塁打、同18位の1831打点。ポストシーズン通算29本塁打は歴代1位。183センチ、102キロ。右投げ右打ち。