日本ハム栗山英樹監督（５５）が、走者大谷を高評価した。

　５回に右翼線二塁打で出塁した際、走りに余裕を見せながら二塁に到達。続くレアードの中前適時打では慎重に三塁ベースを踏み、ゆったりと本塁生還した。痛めている右足首を考慮して、指揮官から全力疾走をセーブされている。大谷は「できる限りは走りますけど（この日の走塁が）今、出来る範囲かな」と判断していた。

　栗山監督は「今日１番良かったのは、そこ。１００％、痛みが消えるまでチームに迷惑かけるなと言ってきた。自分のやるべきことを、しっかり整理してやれていたのは良かった」と大きくうなずいていた。