左手首けんしょう炎から復帰を目指す阪神新外国人のエリック・キャンベル内野手(30=メッツ)が実戦復帰した。「5番三塁」で先発出場して2打数1安打。第2打席でソフトバンク松本裕樹投手(20)をとらえ、右翼線方向に安打を放った。その後は5回まで守備に就き途中交代した。

 11日に「けがした後もノックや守備練習はしていた」と言っていたように、三塁守備でも左翼線に抜けそうな打球を好捕するなど難なく守った。「久々の実戦で、自分の思った以上に時間がかかってしまった。戻ってこられたのはうれしい。第1歩として良い方に向かって行ければ」と復活を目指す。