日本ハムブランドン・レアード内野手(29)が今季“2貫目”を握った。

 両チーム無得点の4回無死一塁、カウント1ボールから、楽天岸の131キロを左翼スタンドに放り込んだ。今季2号2ランで先制点をつかんだ。右足付け根のケガで離脱中の中田翔内野手(27)に代わって4番に座る。「打ったのはスライダーだよ。完全に風の力で入ってくれた。両先発投手の調子が良いから、なんとか先制してメンディーを楽にしてあげたかった」と、WBCでもメキシコ代表としてともに戦ったチームメートの先発ルイス・メンドーサ投手(33)への援護に、おなじみのパフォーマンス「すしポーズ」を披露しながら笑顔を見せていた。