藤浪不在を一丸で乗り切り、金本阪神最多貯金ロードや! 阪神は今日18日から敵地6連戦。大黒柱の阪神藤浪晋太郎投手(23)が「インフルエンザA型」で離脱した事態を受け、先発ローテを再編した。代役には2軍で好投したばかりの横山雄哉投手(23)の抜てきが濃厚となり、青柳晃洋投手(23)の登板日を前倒しする可能性が高くなった。週末に首位広島3連戦に2勝1敗と勝ち越した流れを、一致団結して加速させ、流れが来れば奪首まであるで!
雨粒がアスファルトをたたく。ポツポツという音が漏れ聞こえてくる中、甲子園室内練習場には引き締まった雰囲気が漂っていた。岩貞が、秋山が、青柳が、投手指名練習で各自のメニューと向き合っていた。今週は藤浪がいない。大黒柱なきビジター6連戦は踏ん張りどころに違いない。指揮官はあらためて、先発陣の奮起に期待をかけた。
金本監督 終盤にはね返すだけの集中力とか打撃力、足を絡めたりとか、去年と比べたら成長している。先発が試合を作れば、いける。
チームは先週4勝1敗。首位広島に2勝1敗と勝ち越し、貯金は3まで増えた。上げ潮ムードの中、思わぬ事態が発表されたのは前日16日。藤浪が「インフルエンザA型」と診断され、出場選手登録を抹消。前回13日DeNA戦で8回1失点と復調した大黒柱の離脱は痛いが先発陣の層の厚さを証明するタイミングでもある。
藤浪の代役は左腕横山が任されそうだ。15日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で5回2安打無失点と好投。中6日で22日巨人戦に向かう可能性が高くなった。一方、藤浪が先発予定だった20日中日戦には青柳が回るとみられる。青柳は15日広島戦に先発して3回6失点。自身2失策に4四死球と大乱調だった。ただ、66球しか投げておらず、中4日登板に支障はない。
6連戦の先陣を切るのは中10日先発となる岩貞。開幕から2戦連続で初回に3失点し、ローテ再編で登板間隔が空いていた。金本監督は「晋太郎も2回目でいいピッチングをしてくれた。能見もね。メッセもこの間良くて、岩貞も3回目だから。前回2回のようなことがないように、結果として出してほしい」と期待する。中日3連戦を岩貞→秋山→青柳に託せば、21日巨人戦はメッセンジャーを投入できる。3位巨人との大事なカード初戦。首位広島の連勝を止め、コイに今季2戦2勝を誇る助っ人右腕の存在は頼りになる。
藤浪の穴を先発陣全員が埋めにかかり、乗り越えられれば、流れはくるはずだ。金本阪神の最多貯金は16年4月8日と同14日の「4」。最多貯金更新ロードにできれば…。2・5ゲーム差で追う広島から首位を奪うチャンスが広がる。



