阪神の2番上本は意地の好走塁だ。

 1回1死で痛烈な左前打を放ち、3番糸井の二ゴロで二塁進塁。2死二塁から4番福留の右前打で俊足を生かし、無駄のない走塁で先制のホームに滑り込んだ。好走塁には「分からないです」と多くを語らなかったが、二塁守備でも7回2死一、三塁で難しいバウンドのゴロを冷静に処理した。20日中日戦で守備に乱れが出て、翌21日巨人戦は5回裏の守りからベンチに退いていた。