日本ハム先発高梨裕稔投手（２５）の２試合連続勝利はならなかった。５回を被安打９で５失点。２回まで無失点で味方が奪ったリードを守ったが、３回に４番中村の２点適時打で２－２の同点にされると５番栗山に２ランを浴びて勝ち越しを許した。４回も３安打で１点追加され、３点ビハインドの５回でマウンドを降りた。

　前回登板２日ロッテ戦では３安打完封勝利を挙げていた。「４失点した３回は）ムダな四球を与えてアウトを１つ取れずに、中軸へと回してしまって点を取られてしまいました。源田選手のところでムダな四球になり、中村さんに投げたボールも甘くなってしまいました。勝負どころだったので反省しないといけない。次回の登板へ生かしていきたいと思います」と振り返った。

　６回以降に向けて「降板はしましたが、後ろの投手も必死に投げてくれていますし、野手の皆さんも点を取ってくれると思うので、しっかり応援したいと思います」と味方の反撃を信じていた。