日本ハム栗山英樹監督(56)が試合前、秋田・横手にある、スタルヒンの墓を訪れた。

 北海道で育ち、通算303勝、84完封という記録を残した大投手。「お礼を言いに。(先人が)頑張っていただいたことで、いま我々は野球をやらせてもらっている」。

 感謝を伝えるとともに「頭の整理をしたい」と、チームの現状を見つめ直した。指揮官は3月に伊勢でオープン戦を行った際には、同地にある沢村栄治の墓を訪れている。